静かに壊れていく秒針たちが

詩メインで、あとは徒然に音楽のことなど

乾杯

転がる日々

丸くなるのは転がるから

研ぎ澄まされてすり減って

最終的にはなくなってしまう

知りながらも転がる

ローリング・ストーンズ

 

煙となって消えていく

発情のち蒸発

情念の海に沈み

溺れるならいつだって

青年期から壮年期

夏から冬へ

終劇

何時か終わる

 

白い骨がダンス

ゆりかごから墓場まで

存分に踊れ

そして眠る

永遠の眠り

そして閉じられる柩

終わりまで

終わりから

始まるのは

始まりだけ