静かに壊れていく秒針たちが

詩メインで、あとは徒然に音楽のことなど

光のような儚いような

再発まで、あと2週間。

初日の名古屋に参加する方にとっては、あと2週間を切っているわけだ。

セットリストがどんなものになるのか、一番最初にならされる曲は何か。

 

syrup16gというバンドが再び動き出して、新しいアルバムが出て、ライブを行うということは、ある意味で奇跡のようなことだ。もちろん、日常の中には多々、見えたり、見えない形で奇跡は連続して起きているのだけれど、それでも、断ち切られた物語が再び紡がれるということは、本当に奇跡的な事であると思う。

 

遠征してライブに行くなんてことは、ありえなかった。

地元に来ないバンドなんて、どうでもいいと思っていた。

大事なバンドの解散ライブでも状況しなかった自分が、彼らの姿を見るために、何度も何度も高速バスに乗ってライブを目撃するために向かった。

 

ずっと彼らを待っていたたくさんの人たち。

名古屋で、東京で、大阪で、その想いが報われる瞬間を迎える。

その時、自分はそこでどんな気持ちでそれを迎えるんだろう。

あの武道館の最後に広がった光からの日々を、どう迎えるんだろう。