静かに壊れていく秒針たちが

詩メインで、あとは徒然に音楽のことなど

誕生と忘却の波止場で

ルールのためのルール

そのツールとしてのルーツ

変なこだわりがなくても

それなりにしんどいから

回り続ける回転木馬に火を放つ

 

サクマドロップスの空き缶

金魚の絵柄の紙を貼り付ける

張り詰めた意識とそれを照らしあわせ

蓮華の花を思い出す

祈るように殺して

願うように生かして

いずれにしても消えていくけれど

 

ラフレシア

生存確認の甘い言葉で

すすり泣く声も

ほそぼそと笑う声も全てが全てだ

 

ほら星が消え

ほら海が生まれた