静かに壊れていく秒針たちが

詩メインで、あとは徒然に音楽のことなど

奏で愛しい

静謐な空間

デヴィッド・ボウイの昔のレコードを鳴らす

始まる混沌

そして愛

 

音楽が流れていない場所にも愛はある

ただ音楽が流れている場所で語らずに感じる愛を

自分は愛おしく思う。

奏で愛しい

 

JAZZが死んだ日

ロックンロールが眠り

ブルースは低速をする

それぞれの在りさまで世界にそれは残る

遺産と墓標

 

静謐な空間に音楽は広がる

まるで金魚鉢に色彩を流したような

墨絵の悦び

 

奏でられる音を愛しいと感じる

その夜