静かに壊れていく秒針たちが

詩メインで、あとは徒然に音楽のことなど

白旗を染める暁

弁明の伝令

知ったことではない

起動能力の範囲で思考回路を修復し

圧倒的な憂鬱を漕ぎだす1%の気力をサルベージ

 

巧妙な平等の嘘に

騙されたままで幸せが手に入るなら

それはコイン何枚分の等価交換か

 

生きづらさなんて誰かに差し出されるものはなく

生存本能的な適応能力の試される場

であるならばそれこそリトマス紙で判明する属性でなく

何を叫びあるいは語らないかこそ自分が決めるべき

 

伝令無視の敵前逃亡

己自身が敵であるのならばそんな命令こそが間違いだ