静かに壊れていく秒針たちが

詩メインで、あとは徒然に音楽のことなど

零時

散る昨夜
朔夜
鳩尾にエタノールと郷愁

遠く離れてそばに居て あなたがここにいて欲しい
プログレ ハードジャズ
数百ページの文庫本

花散る朝
伸ばす指先に焦がれた太陽を
漆黒と薄紅
散る夕
YOU

バナナの中の糖度を凍らせるように
壊した感触を嗅ぎながら時は様々なものを統べた
そして凪の刻

鳥は眠り 青はただ青として空を覆い始める