静かに壊れていく秒針たちが

詩メインで、あとは徒然に音楽のことなど

可燃物として

欠落感があるから

特出した何かが手に入るなんて定型文で

自分の願望を諦めさせる旅路

先生それはどんな症例ですか

奨励される普通のオンパレードにげんなりして

パレードを抜けだして裏地でビールをあおる

 

寂れたバス停

電灯の点滅

意識もシンクロして消えていくのでしょうか

眠る前に

眠るまで

 

俺はきっと不完全燃焼

それでも燃えるならまだマシだと思いたい

不燃物

埋めることが仕事になるより

ずっと随分まだいいような予感がする

 

星は焦げた太陽に焚かれた

未来は不確定のまま転がっている

欠落を感じても

必ず何かが手に入るわけではない

だから

歩いて行く 燃え尽きるように

火をつけて

火をつけて