2014-08-27 ぬるさ 詩 雨の日 ビール ため息とため息の間の息継ぎに紛れ込む静かな喜びは しとしと 狂ったような正確さで 僕の右から左までの空間に満ち始める ペインキラーの名前と 好きだった女の子の名前 並べて 覚えて それは紛れもない好奇心と追憶の混合物 流想 夢想家 幻想文学 雨に流れて 雨は流れてビールはぬるくなる 気持ちも暖まり始める 湿度の中 雨の日 ビール