静かに壊れていく秒針たちが

詩メインで、あとは徒然に音楽のことなど

ぬるさ

雨の日 ビール

ため息とため息の間の息継ぎに紛れ込む静かな喜びは

しとしと 狂ったような正確さで
僕の右から左までの空間に満ち始める


ペインキラーの名前と
好きだった女の子の名前
並べて 覚えて
それは紛れもない好奇心と追憶の混合物

流想 夢想家 幻想文学
雨に流れて 雨は流れて
ビールはぬるくなる 気持ちも暖まり始める

湿度の中

雨の日 ビール