静かに壊れていく秒針たちが

詩メインで、あとは徒然に音楽のことなど

吐き出した息は再びの言葉へと紡がれる

波音に委ねた意識

寸断された輪切りの感情

溶け出す時計と迷った羊

捕鯨船に乗った海星は太陽に焼かれて干からびていく

 

迷宮で待つ孤独

ミノタウロスメデューサの静寂

レモネードを混ぜながら言葉は萎びていく

早急に永久を捨て去る必要がある

多分

 

紙を食べる山羊の色は黒く

Guilty or Not Guiltyと鳴きながら咀嚼を続ける

裏切りの代償と得るべきものの間

短絡的な短縮

及び咀嚼の拝借

 

生まれる前の海

波音に委ねた意識

維持装置で繋がれる神が眠る世界で

獣は呼吸し吐き出す

息を

生きを