2014-09-19 吐き出した息は再びの言葉へと紡がれる 詩 波音に委ねた意識 寸断された輪切りの感情 溶け出す時計と迷った羊 捕鯨船に乗った海星は太陽に焼かれて干からびていく 迷宮で待つ孤独 ミノタウロスとメデューサの静寂 レモネードを混ぜながら言葉は萎びていく 早急に永久を捨て去る必要がある 多分 紙を食べる山羊の色は黒く Guilty or Not Guiltyと鳴きながら咀嚼を続ける 裏切りの代償と得るべきものの間 短絡的な短縮 及び咀嚼の拝借 生まれる前の海 波音に委ねた意識 維持装置で繋がれる神が眠る世界で 獣は呼吸し吐き出す 息を 生きを