静かに壊れていく秒針たちが

詩メインで、あとは徒然に音楽のことなど

簡素な淡さと冷酷な夕刻

甘い曖昧
ペンネグラタンの材料を買いに彼女の家の近くまで
口実 あらゆる可能性の中から一番遠いものを選んでから

後悔への航海 どうせ何時かどうにもならなくなると
くしゃみしながら 哀しい予感
それでもいいかと 彼女の家に向かう

行きたい場所はいつだって決まっていたんだ
甘い曖昧
大概はそれで済まされる